米子ガイナクス株式会社

SPECIAL

米子ガイナックス株式会社


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始めて米子に行った話。


いざ、米子城址へ!
 
 さて翌日、某会社の商品アピールのアニメ・漫画作成の打ち合わせ。(これも発表できるまで少し待ってね。)
 夕方、いよいよ赤井さん・水守さん・私の三人で山登りに出発。
 スマホの天気予報だと雨が降ることになっていたが、空は曇天。
 私は「傘持って出かけた時はいつも晴れ♪」というジンクスがあるので、ビニールのボロ傘を装備。
 山頂で飲み食いをするという事なので、ふもとのスーパーで酒やおつまみのお買い物。
 赤井さんは座るとき下に敷く、アルミ製のレジャーシートを購入。これが後で役に立った。
 ところで、米子のスーパーって、店内に 100円ショップが併設なんですね。これは便利だ。
 
 さて目的地は「米子城跡」!
 一応、石で出来た簡易な階段があって、それを登っていくのだが、階段の高さや長さが不規則でちょっと登りづらい。
 おまけに途中のちょっと広場っぽいところで夕立にあう。それも豪雨。
 私と水守さんは傘持ってんでなんとかしのげたんだけど、傘持ってない赤井さんがズブ濡れ。ここでさっき買ったレジャーシートを思い出し。ポンチョ代わりに頭に被る。よかったよかった。
  10分ほどで雨は止み、再び階段を上がる。
 
米子城址の頂上からの展望

頂上から望む米子市


 頂上の米子城山天守閣址に着くと、東屋にすでに数人の男性が。
 そう、彼らは赤井さんの地元の友達で「米子城山観月の宴」の会のメンバー。
 定期的にここに集まって、月を肴に酒を飲む会なのですね。
 まずは雲間に沈む夕日、綺麗。米子の夜景も綺麗。
 
 あとここからだと雲の動きがばっちり見える。「おおー、今、東横インのところに雨降ってる!」とか。
 雲が厚いので、肝心の観月ができるかどうか怪しかったのですが、何度か雲間から姿を見せてくれました。うーーん、赤く染まった月もいいね。
 
米子城址から見る満月

米子城址から見る満月

 
 そして酒盛りが始まるわけですが、私は節制して缶ビール1缶に抑えていました。
 だってこの後…。下まで降りるんですよ。不規則な石段を。おまけに雨が降ったので道がぬかるんでる! さらに酔っ払ってるよ! すべって落ちたら骨折どころじゃ済まなそう。死ぬよ!
 
 こうして宴会終了後、恐怖の下山が始まったのですが、最年少のAくんがカンテラ持って、最後尾のじじいの私に付き添ってくれたので、一段一段ゆっくりと降りることができました。やれやれだぜ。次に誘われた時は強力な懐中電灯持って行こう。
 
 でもまぁ米子、楽しかったです。
 今回は仕事なので行かなかったけど、近くの皆生温泉に風俗街あるそうだし。
 住める! 引っ越せと言われたら住めるよ米子!
 
 
眠田直プロフィール
 
眠田直自画像
漫画・アニメからゲームまで、何でもこなせる万能作家。
 1963年東京に生まれ、大阪で育つ。現在は埼玉県在住。
  「と学会」運営委員。

 79年、高校在学中より 同人誌活動を始め、83年末「まんがアニメック」にて、 漫画家として商業誌デビュー。主にアニメ雑誌を中心にアニパロ漫画家として活躍。
 ガイナックスの パソコンゲーム「バトルスキンパニック」等の演出・監督を手掛ける。
 
眠田直公式サイト MINDY POWER